【FP1級 2023年05月】
《問23》 わが国の預金保険制度に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
×1) 預金保険制度で保護される預金等の額の算定にあたり、単に名義を借りたにすぎな い他人名義預金については、名義の借主が破綻金融機関に有する他の預金等と合算さ れる。

( 他人名義預金は保護の対象外 )
○2) 同一の預金者が、破綻金融機関に、担保権の目的となっている定期預金と担保権の 目的となっていない定期預金の口座を有し、その元本の合計額が1,000万円を超える場 合、付保預金の特定にあたっては、担保権の目的となっていないものが優先される。
×3) 破綻金融機関に預け入れられていた普通預金については、当該預金者への払戻金が 確定する前に、暫定的に1口座当たり200万円を上限に仮払金が支払われることがある。

( 60万円が上限 )
×4) 預金者が破綻金融機関に対して借入金を有しているときは、借入金について借入約 定等の特約により相殺が禁止されている場合を除き、預金者の意思にかかわらず、預 金の債権と借入金の債務が相殺される。

( 相殺には預金者が手続きすることが必要。 )
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