【FP1級 2023年05月】
《問27》 居住者に係る所得税の譲渡所得の基因となる資産の「取得の日」に関する次の記述 のうち、最も適切なものはどれか。
○1) 借地権者が、その借地権の設定されている土地の所有権(底地)を取得した場合、 借地権の部分と底地の部分とに区分し、それぞれ「取得の日」を判定する。
×2) 配偶者居住権を有する居住者が、当該配偶者居住権の目的となっている家屋を取得 した場合、その「取得の日」は、配偶者居住権を取得した日となる。

( 取得日は引き継がれる。つまり、被相続人の取得日のまま。 )
×3) 工務店に請け負わせて建築した家屋の「取得の日」は、当該家屋の建築が完了した 日となる。

( 建築完了日ではなく、引渡日。 )
×4) 限定承認によって取得した資産の「取得の日」は、被相続人が当該資産を取得した 日となる。

( 取得日は引き継がれない。限定承認した日が取得日となる。 )
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