【FP1級 2023年09月】 |
《問20》オプション取引に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 |
×1) ITM(イン・ザ・マネー)は、コール・オプションの場合は原資産価格が権利行使
価格を下回っている状態をいい、プット・オプションの場合は原資産価格が権利行使
価格を上回っている状態をいう。 ( ITM(イン・ザ・マネー)は コールの場合は原資産価格が権利行使価格を上回っている状態、 プットの場合は原資産価格が権利行使価格を下回っている状態 ) |
×2) カラーの買いは、キャップの買いとフロアの買いを組み合わせた取引であり、買い
手は売り手にオプション料を支払うことにより、原資産である金利があらかじめ設定
した上限金利を上回った場合や下限金利を下回った場合に、その差額を受け取ること
ができる。 ( 「カラーの買い」は「金利キャップの買い」と「金利フロアの売り」の組み合わせ ) |
○3)権利行使期間中であればいつでも権利行使が可能なものをアメリカン・オプション、 特定の権利行使日のみ権利行使が可能なものをヨーロピアン・オプションという。 |
×4) 通貨スワップに、取引の当事者の一方が、あらかじめ定めた期日に当該スワップ取
引を終了させるオプションが組み込まれたスワップをスワップションという。 ( スワップションは権利行使日にスワップ取引を行う権利を原資産としたオプション取引 ) |
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