【FP１級　2024年01月】

《問１》 Ａさん（55歳、1969年１月３日生まれ）は、妻Ｂさん（50歳、1974年１月11日生ま れ）との２人暮らしである。Ａさんは65歳から20年にわたって、夫婦２人の公的年金 と老後資金の取崩しの合計で毎年300万円を受け取りたいと考えている。Ａさんの65 歳から支給される公的年金の年金額が毎年180万円、妻Ｂさんの65歳から支給される 公的年金の年金額が毎年75万円である場合、毎年300万円を受け取るためにＡさんが 65歳時点で準備する必要がある老後資金の金額として、次のうち最も適切なものはど れか。 なお、取崩期間中の運用利率は年３％、取崩しは年１回行うものとする。また、下 記の係数表を利用して算出し、計算過程および計算結果は万円未満を切り捨て、税金 や手数料等は考慮しないものとする。

Aさんは65歳から20年にわたって毎年300万円を受け取る。 Ａさんの65歳から支給される公的年金の年金額が毎年180万円 妻Ｂさんの65歳から支給される公的年金の年金額が毎年75万円 Ａさん（55歳、1969年１月３日生まれ）、妻Ｂさん（50歳、1974年１月11日生ま れ）だから、Aさんが70歳から受け取れる。 資金の取り崩しは Aさんが65歳から5年間は毎年120万円 70歳から15年間は毎年45万円 これは 75万円の取り崩しが5年 45万円の取り崩しが20年 と同じ。 75万円×年金現価係数4.5797＝343.48万円 または 75万円÷資本回収係数0.2184＝343.40万円 45万円×年金現価係数14.8775＝669.48万円 または 45万円÷資本回収係数0.0672＝669.64万円 343.48万円＋669.48万円＝1,012.96万円 3) 1,012万円

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