【FP2級 2023年09月】
Q51  民法上の贈与に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
×1.書面によらない贈与は、その履行の終わった部分についても、各当事者が解除をすることができる。

( 履行前の部分だけ解除できる。 )
×2.負担付贈与とは、贈与者が受贈者に対して一定の債務を負担させることを条件とする贈与をいい、 その受贈者の負担により利益を受ける者は贈与者に限られる。

( 贈与者に限定されない。
「父の面倒を見てくれたら、私の財産をあげる」というケースなど。 )
×3.死因贈与とは、贈与者の死亡によって効力が生じる贈与をいい、贈与者のみの意思表示により成立 する。

( 死因贈与も契約なので、当事者の合意が必要。
ただし、遺言による撤回は可能。すなわち、合意なく撤回できる。 )
○4.定期贈与とは、贈与者が受贈者に対して定期的に財産を給付することを目的とする贈与をいい、贈 与者または受贈者の死亡によって、その効力を失う。
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