【FP2級 2016年5月】
Q28. ドルコスト平均法により、1回当たり3万円の投資金額でA社株式 を以下のとおり買い付けたときの平均取得単価(株価)は?

    第1回   第2回   第3回  第4回
株価 1,000円 1,250円 1,500円 1,200円
 ドルコスト平均法という実態とかけ離れたとんでもない名称さえなければ「易しすぎる問題」です。

 分散投資というと「1銘柄だけに投資する」よりも「複数銘柄に投資するべき」というのがポートフォリオの発想ですが、これは銘柄分散とよばれるもの。

 分散すべきものは銘柄だけでなく、「いつ買うか」、「いつ売るか」という時期の選択があるはずで、これを集中させずに分散するのが時間分散です。

 ドルコスト平均法は「購入時の時間分散の1つの方法」に過ぎません。
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